挨拶 Greeting

 東北大学多元物質科学研究所は選鉱製錬研究所の時代より日本の金属精錬研究の中心的役割を果たしてきました。また、産業の進展とともに必要とされる金属が高品質化し、また多様化するなかで、東北大学の材料研究は広く社会に貢献してきました。そして今、社会は省エネ、省資源を目指した材料開発および資源リサイクルの時代に入ってきています。

 このような潮流の中で、特に希少元素(レアメタル)はベースメタルへの微量の添加で特異な特性を引き出す材料や磁性材料等の高機能材料として、その活用が広がってきました。ところがその供給源が限られていることから、循環利用が特に必要となって来ています。

 このような背景により、今回、文部科学省のご支援により、「希少元素高効率抽出技術」に関する研究開発プロジェクトを開始することとなりました。これはいろいろな研究機関の協力を得て、希少元素の新しい選別技術と新しい製錬技術を研究するプロジェクトです。

中村 崇

研究代表者
東北大学多元物質科学研究所
教授 中村 崇

 その結果、東北地区の金属産業をベースとして、東日本大震災で打撃を受けた東北地方の経済を活性化する、新しいビジネスに展開できることを考えております。
 どうぞ皆様のご支援をお願いいたします。